デスクパッド、デスクマット、デスクブロッター:違いは何?
デスクブロッターはもともと、濡れたインクを吸い取る吸い取り紙を一枚はさんだ枠のことでした。現在ではこの言葉は、たいてい、デスクを保護する、しっかりしたクラシックな見た目の書きもの用パッドを指します。デスクパッドはより広い意味を持つ現代の用語で、デスクマットは一般に、キーボードとマウスに合わせた大きさの、表面が布の柔らかいマットです。
この三つの名前は重なり合っており、多くのショップが区別せずに使っています。実際の違いは、素材、感触、そしてデスクで主に何をするかに行き着きます。ここでは、それぞれの由来、比較、そしてお揃いのデスクセットに含まれるパッドが賢明な選択になる場合を説明します。
デスクブロッターの由来
長い間、人々はつけペンで、のちには万年筆で文字を書いていました。使っていた液体のインクは、紙に触れたあともしばらく濡れたままでした。不注意な手は書いたばかりの線をこすって汚してしまい、書き終えた手紙はインクが乾くまで折りたためませんでした。これを解決したのが吸い取り紙です。厚く、柔らかく、にじみ止めの加工をしていない紙なので、インクをすばやく吸収します。書いたばかりの文字に一枚押し当てると、余分なインクが吸い取られ、きれいな線が残りました。
デスクブロッターは、その紙を最も必要とされる場所に置くものでした。大きな一枚の紙がデスクの上の枠に収まり、たいていは四隅のポケットで固定されていたので、書き手は紙面をそこに押し当てたり、書きながら手を載せたりできました。枠はインクが天板に付くのを防ぎ、しなやかなペン先に合う、少しクッション性のある面にもなりました。紙がすり切れたり汚れたりすると、新しいものと取り替えました。底が湾曲し、上に取っ手の付いた小型のロッカーブロッターは、署名一つのために同じ役目を果たしました。
速乾性のボールペンが日常のペンになるにつれ、吸い取り紙の必要性は薄れていきました。それでもデスクの上の枠は残りました。区切られた書きもの用の面は、いまでも役に立つからです。オフィスでは、革や革風の素材で縁取ったブロッターがよく選ばれました。あのクラシックな見た目を求める人が、いまでもレザーのデスクブロッターを検索するのはそのためです。
現在のデスクパッドとは
デスクパッドは、デスクの作業エリアを覆う、平らでかなりしっかりした面です。文字を書く、キーボードやノートパソコンを置く、ノートを開くためのなめらかな場所になり、日用品と天板の間の緩衝材としても働きます。素材はさまざまで、革、合成皮革、コルク、フェルト、ビニールなどがあります。
当店のデスクセットのほとんどは合成皮革で、Prestigeのセットは突板と合成皮革のパーツを組み合わせています。当店のパッドは、13.4 × 18.9インチ(34 × 48 cm)と15.0 × 22.8インチ(38 × 58 cm)の二種類のサイズです。コンパクトデスクセットはすべて小さいほうのパッドを使い、大きいほうのパッドは一部のエグゼクティブデスクセットに付いています。どちらが自分のデスクに合うかわからない場合は、デスクパッドのサイズガイドで測り方を説明しています。
現在のデスクマットとは
デスクマットは、表面が布やフェルトで、裏面に滑り止めのある、大きくて柔らかいマットに最もよく使われる用語です。多くは大型のマウスパッドから発展したもので、キーボードとマウスの両方の下に敷ける大きさになっています。ゲーム用や自宅のパソコン環境でよく見かけるのはそのためです。コルクや革風の素材で作られたものもあります。
柔らかいマットは手首に心地よく、多くのマウスに合いますが、ペンが布に沈み込むため、手書きでは線がくっきりしにくくなります。ですから、デスクパッドかデスクマットかという問いは、主に、入力やクリックに比べてどれだけ手書きをするかという問題です。
デスクブロッター、デスクパッド、デスクマット:長所と短所
| 種類 | 最も向いている用途 | 長所 | 短所 |
|---|---|---|---|
| 紙を使う伝統的なブロッター | 万年筆やつけペンでの筆記 | 濡れたインクを吸い取る。紙を交換できる。クラシックな見た目 | 紙の交換が必要。紙に跡が付きやすい。いまでは手に入りにくい |
| デスクパッド(合成皮革または革) | 筆記、入力、書類仕事が混在する作業 | しっかりした、なめらかな書きもの用の面。すっきりした見た目。ほかのデスクアクセサリーと揃えられる | 布に比べて手首へのクッション性が低い。紙のように濡れたインクを吸い取ることはない |
| デスクマット(布またはフェルト) | キーボードとマウスの環境、ゲーム | 柔らかく静か。マウス操作が快適。とても大きいものが多い | 手書きでは線がくっきりしにくい。布にこぼれた液体やほこりが残ることがある |
お揃いのデスクセットのパッドが向いている場合
単体のパッドやマットは、一つの役目を果たします。デスクセットに含まれるパッドは、その役目を果たしたうえで、デスクのほかの部分をまとめます。メモホルダー、ペンカップ、そのほかのアイテムが、パッドと揃うように作られているからです。それに価値がある状況もあれば、そうでない状況もあります。ガイドデスクセットとは?に、すべてのアイテムを挙げています。
- お揃いのセットが向いているのは、デスクがお客様や来客の目に触れる場合、入力だけでなく手書きもする場合、ペンカップとメモホルダーをどのみち買うつもりの場合、あるいは一度の買い物でデスク全体を完成した見た目にしたい場合です。
- 単体のマットのほうが合うかもしれないのは、主にゲームをする、または一日中マウスを使う場合、大きなキーボードとマウスの環境のために非常に幅の広い一枚の面が必要な場合、あるいは気に入っているアクセサリーをすでに持っている場合です。
小さなお揃いのセットは、この考え方を気軽に試せる方法です。四点から九点のコンパクトセットから始めるとよいでしょう。Luna 4点デスクセットは、13.4 × 18.9インチのパッドにメモホルダー、ペンカップ、コースターを組み合わせたもので、カラーの選択肢も豊富です。大きめのセットには、書類トレー、置き時計、名入れネームプレートなどのアイテムが加わり、中には独立したマウスパッドがアイテムに含まれるものもあります。素材を比較しているなら、合成皮革と突板のデスクセットのガイドで、見た目、感触、お手入れを取り上げています。
よくある質問
デスクブロッターはデスクパッドと同じものですか?
現在では、ほぼ同じです。ブロッターという言葉は、クラシックな、多くは革風のスタイルを思わせ、もともとは吸い取り紙をはさんだ枠を意味していました。パッドという言葉のほうが、より簡素で広い意味を持ちます。
吸い取り紙はいまでも必要ですか?
万年筆やつけペンで書き、書いたばかりのインクを吸い取りたい場合にだけ必要です。当店のセットのパッドは書きもの用の面であり、吸い取り紙ではありません。濡れたインクを使うなら、吸い取り紙を数枚そばに置いておきましょう。
デスクパッドの上でマウスを使えますか?
光学式マウスの多くはなめらかな面の上で動きを読み取れますが、マウスによって異なります。専用の面がお好みなら、当店のセットの中にはアイテムの一つとしてマウスパッドが含まれるものもあります。
セットに含まれるデスクパッドを探す
すべてのパッドをお揃いのアイテムと一緒に見るには、すべてのデスクセットを開き、パッドのサイズやカラーで絞り込んでください。各商品ページに、そのセットのアイテムを記載しています。セットなしでパッドだけが欲しい場合は、デスクパッドとデスクブロッターのページで、どちらのサイズでも単品で注文する方法を紹介しています。